本日10/31の15:30頃に植田総裁による、日銀の政策発表があります。
■日銀の思惑
・金利上昇だと利払い負荷で財政困窮
・円安はインフレに拍車がかかり過ぎるので抑制したい
・金利上昇で企業負担が増えて、企業の借り入れ負荷を増やすと
株安になるので、できる限り抑えたい。
・市場に政策転換を促されたくない、ほぼ意地・・・
■市場の思惑
・為替は円安で異次元緩和継続なら150円超えるぞという脅迫相場です。
・長期金利上昇による株安は織り込まれてきている。※株式市場は株安傾向
正直、日銀からしたらどうすりゃいいのという所ではありますが
ここで政策転換しないと、この政策の根源であるデフレ脱却は既に
達成したわけだし、これ以上の円安は国力低下で日本が海外から安く買われる
だけになります。
私の予想は、ここが政策転換のスタート地点となる会合と予想しています。
為替は
USD:149.10から135円※米国との金利格差から120円は難しい
GBP:181.50から160円 ※ポンドは上がりすぎです
EUR:158.20から140円
株式市場は
日経平均25000円前後で推移が今の業績の正常値でしょう。
製造業は軒並み円安で利益が上がっている、為替バブルの状況なので
これは弾けます。本当の企業の実力で勝負しないと生き残れない10年に
なるでしょう。
ここまでが僕の予想です。
さぁ日銀よ、どうする・・・・・