10年前ぐらいにビットコインを買って未だに早漏決済を後悔している僕です。
そんな中で仮想通貨が果たして、今後、世界の共通通貨になりえるか調べてみました。
世界で初めて仮想通貨(ビットコイン)を法定通貨に採用した国、エルサルバドル。
2021年に導入を開始して5年が経過、使われているのか?
結論は、使われていません。導入後に
- 店舗への受け入れ義務が撤廃
国際通貨基金(IMF)からの約14億ドルの融資(支援)を受ける条件として、2025年に法改正が行われました。これにより、お店がビットコインでの支払いを拒否できるようになり、事実上「法定通貨」としての強制力は失われました。 - 国としては「ビットコイン買い」を継続中
国としてのビットコイン保有は今も猛烈に続けています。2022年末からスタートした「毎日1BTCをコツコツ買い続けるプログラム」は2026年現在も継続中。国のビットコイン保有量は7,700 BTC(約5億ドル相当)を超えており、ビットコイン価格の上昇もあって、国家としては大きな含み益を出しています。
「銀行口座を持てない貧しい人を救う」という大義名分がありましたが、ふたを開けてみると国民の多くは使い慣れた「米ドル」での支払いを好みました。高齢層や地方ではスマートフォンの操作や価格の激しい変動についていけず、決済ツールとしては定着しませんでした。
「価格が乱高下する仮想通貨を法定通貨にするなんて危険すぎる」と、IMFなどの国際機関から猛烈な非難を浴び続けました。結果として国の信用格付けが下がり、国際的なお金のやり取りに支障が出たため、最終的に受け入れ義務の撤廃を迫られることになりました。
海外出稼ぎ労働者からの仕送り(送金手数料)を安くする目的もありましたが、ビットコイン自体のネットワーク手数料が高騰する時期もあり、劇的な改善とまではいきませんでした。
