1. ダイセキ環境ソリューション(1712)
- 【温暖化との関連理由】
温暖化による「ゲリラ豪雨」や「猛烈な台風」の増加により、各地で河川の氾濫や土砂災害、浸水被害が多発しています。同社は汚染土壌の調査・浄化処理の最大手であり、水害後の復興プロセスで発生する汚染土壌や産業廃棄物のクリーンアップ需要が長期的に拡大します。 - 【まだ上がっていない理由】
土壌汚染対策は「地味な建設周辺セクター」と見なされがちで、DXやAIといった派手な成長テーマに資金を奪われてきました。PBR(株価純資産倍率)などの指標面でも、環境ポテンシャルに対して市場の評価がまだ追いついていません。
- 【温暖化との関連理由】
温暖化による平均気温の上昇と、それに伴う都市部の「ヒートアイランド現象」の激化により、建物や森林での火災リスクが急増しています。同社はセコム傘下の国内最大の防災設備メーカーであり、建物へのスプリンクラーや最新の消火・防災システムの導入義務化が追い風となります。 - 【まだ上がっていない理由】
防災セクターは「国土強靭化」などの国策テーマが盛り上がったタイミングで局所的に買われる傾向があり、平時は放置されやすい性質があります。中長期の気候変動リスクを織り込んだ買いは、まだ本格化していません
- 【温暖化との関連理由】
地球温暖化に伴う「酷暑」や「干ばつ」による水不足の一方で、局地的な大雨による「都市型水害」が世界的に深刻化しています。同社は水中ポンプで国内首位であり、下水道の排水処理、浸水時の強制排水、農業用の利水管理など、温暖化が生む「水トラブル」に不可欠なインフラを提供しています。 - 【まだ上がっていない理由】
機械セクターに属するため、世界的な景気動向(製造業の設備投資サイクル)の影響を強く受けやすく、これまではそちらの要因で株価が抑えられていました。温暖化という「構造的な需要増」の側面が、株価にまだクローズアップされていません。
- 【温暖化との関連理由】
温暖化による気候変動の予測や、土砂災害の危険地帯を特定するための「航空測量」および「3Dハザードマップ(防災地図)」の需要が激増しています。同社は、ドローンやレーザーを駆使して地形をデータ化する空間情報コンサルの大手であり、自治体や国からの災害予測業務を独占的に受注できる強みがあります。 - 【まだ上がっていない理由】
官公庁向けのビジネスが中心であるため、業績のカタさはあるものの「急激な利益成長」が期待しにくいと判断され、市場で万年割安(低PBR)な状態が続いています。気候変動インフラとしての価値が見直される余地を大きく残しています。