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2025年12月12日金曜日

実際、シンガポールドルって過去にキャッシュは持っていたけどFXで儲かるのか?

割と着眼点としてはSGDとJPYの組み合わせは、面白いと思う。

為替市場ではドル/円の動きが大きく注目されがちですが、同時にアジア通貨の中で シンガポールドル(SGD)が持つ安定性と政策の特殊性から、「円安+アジア通貨」という観点で SGD/JPY に注目する動きが出ています。たとえば、ある分析では「円の弱さ」と「SGD の比較的安定した通貨としての地位」が重なりやすいとの指摘がある。

現状:日本とシンガポールの政策金利および通貨事情

・日本の状況

  • 日本銀行(BoJ)の政策金利(短期金利)は、現在 0.50%

  • ただし、最近の中央銀行・関係者の発言から見ると、物価・賃金の状況を踏まえ「正常化」「利上げ余地あり」の見通しが浮上。ある機関予想では、2025年末〜2026年にかけてさらに利上げし、「ターミナルレート(中立金利あたり)」として 1.25% 程度 を想定する向きもある。 

  • つまり、長期的に日本の金利は「ゼロ金利」からやや正常化方向に向かう可能性がある。

・シンガポールの状況

  • Monetary Authority of Singapore(MAS)の最新の政策金利(月次オーバーナイトレート)は、1.05%(2025年11月時点)。 

  • ただし、2025年10月あたりの直前値は 1.35% であり、若干の低下が見られる。 

  • さらに重要なのは、シンガポールは「為替バスケット(NEER)」を使った為替政策を採っており、いわゆる「金利で為替をコントロールする」わけではなく、「通貨バスケットに対する SGD の実質的な強さ/適正水準の維持」で政策を運営している点。つまり、金利差よりも通貨の総合的な競争力や経常収支などが通貨価値に影響しやすい。

スワップ金利収入の現実と限界

FX でスワップ金利を狙う場合、基本原理は「金利の高い通貨を買って、低い通貨を売る」。
現時点での金利差で言えば、SGD(約 1.05%) vs JPY(0.50%)と見ると、SGDのほうが若干高め — つまり「SGD買い/JPY売り」であれば理論的にスワップ収入を得やすいように見える。

しかし注意すべき点も多い:

  • スワップポイントは常に変動する。政策金利変更・市場の需給・各FX業者の裁定などでプラス/マイナスの変動がある。場合によっては金利差が逆転すればスワップが支払いになりうる。 

  • 長期間ポジションを持ち続ける「スワップ狙い戦略」は、為替変動リスクをはらむ。為替が逆方向に動けば、スワップ収入があっても為替差損で相殺される可能性がある。

  • また、シンガポールの通貨政策の性質を考えると、「ただ金利差があるから SGD が強い/上がる」とは限らない。実質為替レート、経済のファンダメンタルズ、安全資産としての需要、地域・世界経済の動向など複合要因が絡む。

つまり、「スワップがあるから儲かる」という単純な理屈だけで飛びつくのは危険だ。

儲かる可能性が高まる状況

  1. 日本の金利正常化が進みつつも、まだSGDの実質為替価値が安定 or 上昇する

    • たとえば BoJ が段階的に利上げを行いながらも、中立金利水準までの余地を慎重に探る中、SGD 側の経済や政策が安定。また、世界経済の混乱やリスク回避で SGD が「アジアの安定通貨」として買われる流れが出れば、為替差益+スワップの複合メリットあり。

    • 特に、シンガポールの経常収支や外貨準備、金融システムの健全性などが評価されれば、中長期的に SGD の信頼性が底堅くなる可能性がある。

  2. 円安トレンド継続 + SGD の通貨バスケット評価強め

    • 日本国内で金融緩和バイアスが完全には消えていない、もしくは海外からの資金流入で円安継続。一方で SGD が対アジア通貨バスケット含めて堅調 → SGD/JPY 上昇。スワップ+為替差益のダブルメリット。


こんな所に来たら買いで入っても面白けど、金利差があまりになさ過ぎるのが結論。

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